吹田市日本拳法連盟の歴史

昭和34年12月、吹田市役所職員同好者を中心に、 故 乾 龍峰先生の強いお勧めを得て、
吹田市立第三中学校での結成大会をスタートに連盟結成。
吹田市立第一小学校の体育館を会場に毎週 火・金曜日を練習日と定め、市民、在勤、在学者に広く門戸開放し、
斯界市民組織作りの先駆けとなった。

昭和36年吹田市体育協会に加盟すると共に、昭和38年に青少年センター体育分館、
47年10月片山市民体育館の竣工に伴って居を移し、 スポーツ教室日本拳法の運営指導に任じ、
日本拳法の活動にに新しい姿を示すことになった。

昭和55年北千里体育館、 59年千里山武道分室、 61年山田体育館、更に平成2年南吹田体育館平成5年武道館
(洗心館)、平成9年目俵体育館、平成15年には岸辺クリエイティブ教室と吹田市の進んだ施設作りに支えられ、
それぞれの施設に於いて日本拳法教室を開催し、青少年および一般の参加者が格段と高まった。
又、その間記念すべきことは、昭和53年に第1回日本拳法全国少年大会を万国博覧会記念公園東の広場で開催し、
第2回片山体育館、第3回北千里体育館で実施して事業を軌道にのせ、
その後は守口市立体育館に会場を定めて現在に至っている。

又、昭和50年に昇龍館道場門下生と共に、斯界の普及発展に尽くされた
故 乾 龍峰先生の遺徳を顕彰すべく始められた日本拳法龍峰杯優勝大会も、
昭和56年の第7回から、段外、初段、弐段、参段以上の4段級別に、59年第10回から女子の部を、
61年第12回からは、四段以上の部、更に、平成8年第10回には、段外壮年の部を加え、
ユニークな性格を一段と高め、その参加者も高校、大学、社会人を網羅し、 参加団体、
参加者数は1000人に及ぶ斯界の一大事業となっている。

又、 昭和63年には、防具着装による日本初の女子参段が当連盟から誕生し、
各種大会で数々の優勝をかざり、女子のパイオニアとしての存在は大であった。

なお、少年の活躍も年毎とに目ざましく、各種大会に於いて優勝を始め上位入賞し将来の大成が期待されている。
その他懸案であった大阪府総合体育大会も、昭和62年三島地区大会として、
吹田市北千里体育館を第1回会場として実施し、平成16年度で、第18回を迎えたところである。

又、 平成3年秋、 吹田市日本拳法連盟杯少年大会をスタートさせたが、
平成9年3月より市長杯少年大会として、
又、 平成15年には一般を加えて市長杯日本拳法大会として内容の充実を図ってきたところである。